海水浴にやって来た楽たち。 夕飯の食事当番は楽と千棘に決まったが、食材の準備をする千棘はお祭りのことが頭をよぎり、楽と手が触れただけで動揺して指を切ってしまう。 手当てをしてくれる楽の顔もまともに見れず、そんな自分に戸惑う千棘…。 普段と様子の違う千棘を心配する小咲は、夕食後、浜辺にいる楽の元を訪れる。 二人きりでの会話に楽への想いを再確認した小咲は、ついにその想いを口にする――! 「…ねぇ、一条君――、キスしてもいい…?」
矢吹健太朗